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​― 武内ヒロクニ プロフィール ―

アトリエになる前のアパートstc.jpg

1937年

鹿児島県徳之島生まれ。19歳で画家を志す。

1965年

現代美術集団「グループ位」に創立メンバーとして参加。

​アトリエにて(神戸市西区)

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VOXヒコーキ堂入口

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​左から2人目が武内ヒロクニ

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1971年

神戸・元町でロック喫茶「VOXヒコーキ堂」を経営

「観光化された今の町からは想像もできないほど、戦後の闇市の陰を色濃く反映した危険地帯であった。…このいかがわしいサイケデリックな町で、台頭してきた時代を挑発するアート・ロックのライブをやり、「都市演劇は可能か」と黒夜神館の赤姫を上演したりしている」
島田誠「ガジュマルの妖怪 ―画家『武内ヒロクニ』」(『しあわせ食堂』所収)より

1980年

​ギャラリー島田で初個展

「私は1973年に神戸元町の老舗『海文堂書店』の経営を任され、78年に画廊(ギャラリー島田の前身)を始めた。本格的な画廊としてスタートしたのが80年である。ヒロクニさんがロック喫茶をたたんだ頃らしい。その本格画廊スタート時のスタッフが彼女(武内氏の娘、ナナ子さん)なのです。…ある日、小走りにという感じで入ってきた叔父さんがいて、目を合わせないように、遠くから頭を下げた。「父です」と小声で彼女が言った」島田誠 同上

海文堂ギャラリーにて

​左から川島猛・島田誠・武内ヒロクニ

―​ ギャラリー島田での個展の記録 ―

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海文堂ギャラリーにて

​左から島田誠・武内ヒロクニ・鈴木琢磨

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1990年 個展(海文堂ギャラリー)
1993年 10月16日~22日 DEATH is CANDY ―電動歯ブラシ色鉛筆党―(海文堂ギャラリー)

1995年 7月29日~8月7日 武内ヒロクニ展 辺境と集落(海文堂ギャラリー)
1998年 7月11日~17日 武内ヒロクニ展(海文堂ギャラリー)

2004年 6月30日~7月8日 武内ヒロクニ個展

2005年 9月9日~20日 武内ヒロクニの部屋「ダホメイ・ダンス」

2006年 7月22日~8月1日  アトリエの武内ヒロクニ展
2008年 6月14日~25日  武内ヒロクニ展 -TALK IS CHEAP-
2009年 11月28日~12月9日 武内ヒロクニ展 -しあわせ食堂-
2010年 2月6日~17日 武内ヒロクニ展 -色鉛筆の世界-
2011年9月10日~21   武内ヒロクニ展
2013年10月5日~10   武内ヒロクニ展『無チン乗車』

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「ヒロクニさんは私と出会う前から色鉛筆で描いてはいましたし、その時代の作品もなかなか良いのですが、ヒロクニさんの本領は、海文堂ギャラリーで「都市曼荼羅」として記号化された近代都市の猥雑さを発表した90年代からです。…
この根気のいる作業(電動歯ブラシに色鉛筆を装着して彩色する)を完成するように薦めたのは、私に責任があるのだが、そこで現出した武内ワールドの美しさは、まさに彼だけのもの、彼の生きてきた軌跡、オリジナルな美に溢れている。記号化されたモザイクの隅々まで彼の生きてきた時代、空気、埃、淀み、流された血、精液などが塗り込まれている。それが時間の経過の中で相対化され浄化され、記憶の断片として提示されている。」
島田誠 同上

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「…どこからも中心を排した、つまり裏を返して言えば、周到に策略を潜めた彼のこの絵。すなわち首都のない国。そこからはこんりんざい独裁者は出てこない。彼の地図にあっては中央部も周辺部も等価である。どこもが中央部でありどこもが周辺部だといってもいい。徹底した多神教。相互になんの序列もないヤオヨロズノカミガミの混在、散乱、流動」
山本忠勝「武内ヒロクニの部屋「ダホメイ・ダンス」 ―神々の高らかな哄笑」(『坂の上の作家たち ギャラリー島田という絶壁』所収)より

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​「しあわせ食堂」書籍に掲載された挿絵原画はオンラインストアでも公開中です。

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2021年2月6日(土) ―2月17日(水)   ギャラリー島田 B1F un にて

会場写真はホームページにてご覧いただけます

http://gallery-shimada.com/?p=7181

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武内 ヒロクニ

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​しあわせ食堂

​「しあわせ食堂」に掲載されたカラーの原画です。

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